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近江ビスポーク D-Guy
滋賀 オーダースーツ専門店
TEL.077-599-1910
Basics and Choice

オーダースーツの基本と選び方

代表的なオーダースーツの種類

オーダースーツには、代表的なものとして

「パターンオーダー」、「イージーオーダー」、「フルオーダー」の

3種類があり、それぞれに特徴があります。

パターンオーダー

 パターンオーダーは、「ゲージ服」と呼ばれる基準的なサイズで仕上てあるサンプルスーツを試着し、もともと用意されているサイズやシルエットの中から自分の身体に合うサイズを選び、着丈や袖丈など、どれくらい詰めていくのかを測り、あなたの好みのフィット感やサイズ感にスーツを仕上げます。

 どちらかといえば既製服に近いもので、工場にて大量生産する場合がほとんどです。そのため、価格を抑えてオーダースーツを早く手に入れたい、標準体型で問題ないけれど、細かい部分を自分好みに変更したいという方におすすめです。

イージーオーダー

 イージーオーダーは、生地やデザインなどを選び、縫製工場などが用意しているスーツの型紙をベースにデザインや体型的な補正を加えてあなたのご希望の一着に仕上げます。

 スーツの型紙が用意されており、縫製を機械で作り上げるため、価格を抑えることができます。身体にフィットさせるフルオーダーのいいところと、基本形あるので早く安価に仕上げられるというパターンオーダーのいいところを組み合わせた方法のため、標準体型では合わない箇所があるけれど、手軽にオーダーしたいという方におすすめです。。

 

フルオーダー

 フルオーダーは、なんといっても、自分の身体にきちんとフィットし、生地やシルエットなどにもこだわった、究極のオーダースーツです。お客様の体型を細く採寸し、お客様専用の型紙を起こし、しつけ糸で一旦スーツの形に縫い上げた生地の状態で試着する「仮縫い(かりぬい)」が他のオーダースーツともっとも異なる部分です。この仮縫いを行うことで、あなたの体型にフィットするサイズやデザインの微調整を行い、体型にぴったり合う妥協のないあなたらしい一着に仕上げます。

 オーダースーツの中では、時間も価格も最もかかる方法ですが、生地はもちろん、ボタンや糸といった細かいところから、デザインに至るまで全てがオリジナルの一点物を作りあげます。その為、注文から納品まで時間はかかりますが、縫製が丁寧なことや、自分の身体にフィットし余計な力がかかって生地を痛めることがないので長く愛用できます。本当に大切な一着を仕立てたい方におすすめです。

オーダースーツのメリットとデメリット

近年では既製スーツでも色や柄のバリエーションが多く、

良品質のスーツがお手頃な価格で購入できます。

その中でもオーダースーツを選ぶべきメリットと

知っておくべきオーダースーツのデメリットについて説明いたします。

<メリット>

  • 自分の体型にフィットするスーツを作ることができる
  • 妥協のない生地やデザインでスーツを作ることができる
  • しっかり長持ちする1着を作ることができる
  • 体型が変わらなければ、同じパターンが利用できるのでリピート時の注文が容易
  • 在庫リスクがない為、余分な費用がかからない分安く抑えられる

 オーダースーツに対して持つ第一印象は「 高級で作るのが大変」というイメージを持つ方が多いようです。オーダーは、最初のハードルこそ高く感じますが、自分の体型にフィットし、自分好みの生地やデザインを選べるオーダーの魅力を一度味わうと、「ずっとオーダースーツを着続けたい」という人も少なくありません。

<デメリット>

  • 注文から完成までに時間がかかる(約10日間〜4週間)
  • 完成した形が仕上がるまでわからない




 オーダースーツは購入前には時間や手間がかかります。しかし価格は、必ずしもオーダーの 全てが高いという訳ではありません。

 オーダースーツにも安くて高品質なものもあるという印象をお持ちいただければオーダースーツの最初のハードルも下がるのではと思います。

良品質なオーダースーツの条件

上襟裏側の「ヒゲ」仕上げ

 「ひげ襟(ひげえり)」と呼ばれる縫い付けがあることにより上襟のハネを防ぎ、襟を立てた時のシルエットが美しくなります。また上襟のサイズ調整ができるとも言われる、非常に手間のかかる「ひげ処理」仕上げこそが高級スーツの証明と言われています。

 上襟のサイズを調整することは滅多にありませんが、見えないところまで仕上げを怠らないという職人の一手間こそが良いスーツであるという証明になるのです。

接着芯ではなく毛芯を使用

 毛芯が使用されており、襟裏にステッチがあるかどうかで良いスーツを見分けることができます。

 アイロンなどの熱処理で張り合わせる接着芯は、作業の手間は簡略化できますが、接着剤を使用するので、湿気や温度、水に弱く、スーツが濡れたりすると表面に浮きが生じてきます。

 一方、馬の尻尾の毛を使用した毛芯の場合は、耐久性に優れ、適度なハリがある為、スーツを綺麗な型に保つことができるのです。

生地に応じた柄合わせ

 良いスーツというのは柄合わせができているものです。例えば「チェック柄などの生地でできたスーツの全体に柄のズレがない」などのことです。

 柄合わせは、仕立て技術のレベルを問われるとされ、ポケットから肩の縫い目まで、スーツ全体を通して綺麗に柄が揃っているかどうかで、仕立て技術の腕が一目瞭然なのです。

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